
常温黒染処理は、金属イオンによる置換メッキの応用で、生成される黒染層は銅を主体とした金属の黒色酸化物です。
常温の水溶液に1~2分浸漬、または塗布します。
少量の部品の黒染め、補修向きです。
<艶消し仕上げ>
※酸性液ですので、着色した後は良く水ですすいでください。液が残っていると錆が発生します。
※着色のみで防錆力はありません。
※加温黒染めとは異なり、被膜に色むらが発生します。
※黒染めの補修には、補修部分の周りを油性マジックなどでマスキングして下さい。黒皮に直接塗ると溶かしてしまいます。